花と希望を育てる会



花と希望を育てる会とは

 地元ボランティアとして活動していく中、これまで救援物資や義援金、沢山の援助やご支援を全国の方々から頂戴致しました。ですが、被災者の一人として感じたことは、被災者が時間がたつにつれ「感謝」の心を忘れていってる気がしたのです。


 それだけ、心を痛めつけられているのではないのかと。


 私は避難所ボランティアとして被災者の方々へ自立を促してきました。それは同じ被災者だから出来ること。ボランティアとは皆さんのお手伝いであり、あくまでも主役は被災者であること。結果いつかはボランティアの存在はいらない「日常生活」にもどることが大事なのだと。


 そこで考えました。


 ヒントをくれたのは、現地で知り合った県外ボランティアさん達と一緒に避難所へ贈った、母の日のお花のプレゼントでした。


 母の日に持っていったお花を愛おしそうに手入れ始めたおばあさんの姿です。


 いつも庭の花の手入れをしていた。花が綺麗だと近所の人が集まって縁側で他愛もない話ができた。


 今は避難所の人らと顔見知りになったけど、自分の不幸の自慢話しかしない。

 

 そこには依存することにすっかり慣れてしまい、自分からは何も行動せず、文句ばかりの日々しか目の前にはないのです。


 今必要なものは何か、心の平穏です。


 情報に惑わされ、行政に翻弄され、放射能の危険に曝され、挙げ句、何一つの希望も見いだせずいる悲しみが被災者の心を蝕んでいるのです。


           ありがとうから始めたい


 ありがとうとお世話になった学校へお礼をしたい。お花いっぱいにして感謝を表したいと避難所から相談されました。


 何気ないお花が皆さんの意識を変えたとしたらなんと素晴らしいことなんだと!


 植栽は震災前から地元のコミュニケーションツールとして培ってきたものです。

放射能は土が一番危険だといいます。けれど人間は土をいじらずにはいられない生き物です。


 それならば、


安全を守りながら美しいものを育て、お花と希望を共に育てていくお手伝いが出来れば


と考えたのです。

            

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