花と希望を育てる会のメンバーからのメッセージ
自分はヒマワリの放射能除染とか何も考えず、ただ単純に20キロ圏内へと続く国道6号線、浜通り全域、ゆくゆくは自衛隊・機動隊をも巻き込んで、20キロ圏内内側をもヒマワリでいっぱいにして、中に住んでた人・圏内で作業をする人・国・東電全ての人々が希望を持てる、夢を持てるような環境になったらいいなと考えてました。
資金やら資材やら気にせず、誰でもポケットに種を詰めて現地で好きな場所に撒いてもかまいません。
強制的に呼び掛ける必要もありません。
共感した人が、自分なりのやり方でやってくれたらいいと思います。
想像してみて下さい。
誰も住む人のいない20キロ圏内一面、原発周辺が黄色いヒマワリでいっぱいになってる光景を。
世界中の人々がその光景を見たときどう思うでしょうか?
航空写真に黄色い広大なヒマワリ畑が映ってたらどう感じるでしょうか?
千葉さん
(千葉さんは3.11直後より南相馬を始め、いわき市、仙台等各地でボランティア活動をずっと続けていらっしゃいます。)
花と希望を育てる会
メッセージ
津波によって何も無くなった被災地・・・・・
ここには畑があり、田圃があり、家があり、庭があり、季節の花や家庭菜園があり、
人は、それぞれに幸せな日々を送っていました。
避難所で暮らす人々の願いは、早く自分の家に戻りたい!!
土いじりがしたい、いつもの生活を一日も早く取り戻したい!!と
誰もが話し、今何をすることが出来るのか?迷っている人が大勢います。
この人たちの想いを、小さいプランターではあるけれど
避難者に提供し、その時々に面倒見ることから心を和ませることが
出来れば・・・・・・・と願い各地へ植栽活動をしていきます。
そして何時か!!自分の生まれ育った土地へこの20Kmgateを越えて戻れる
ことを願い、自分の生活を取り戻しに行くときには、道路に咲き誇る花々に
歓迎され、復興に向けて再び希望を胸に越えていく。
そんな日が一日も早く来ることを願っています。
南相馬市 田中 節夫
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